6年生の思い出に,修学旅行や運動会などの写真と情報で作った絵やページを
アルバムにしてCDに焼きました。編集はどうにかできたのですが,CD作成に
は苦労しました。 ◎ 自動起動 フリーソフト「自動起動CD-ROM作成セット」の"ShellExec.exe"と"autorun.inf"を CDの最初にコピーして,立ち上げたいページを"index.html"にするだけです。 ViX(実行ソフト)の自動起動もできるようですが,ViXで起動フォルダを 指定すると不都合が生じました。原因は,使用するパソコンでドライブ名が 変わってしまうからでした。 ◎ 記録容量 640Mバイト記録できるはずですが,内容が358Mバイトでも,ディスクサイズは532Mバイトに なっていました。CDのライティングソフトによっては,容量オーバーすることもありました。 圧縮すれば無駄はなくなるでしょうが,機能性ががた落ちです。 ◎ リペアとコピー 配布に新品のディスクを使えば問題なかったのですが,一度使って再使用のために リペア処理したCDを使いました。 そのため簡単なはずの連続のコピーができませんでした。 一枚一枚データからCDを作成しました。しかも,なぜか"B,sGOLD"でしか作成できませんでした。 結局,予想外の時間がかかってしまいました。 ◎ ViXのアルバムhtml アルバム作りには,ViXの「アルバムhtml」が大活躍しました。縮小画面をクリックして大きな 写真を見せる設定にしました。 ・スタイル アルバム+ビュアー フレーム設定 分割方法:列 幅:272ピクセル サイズ変更:ON スクロールバー:ON ・ファイル名 名前:album 拡張子:html 桁数:1 ・縮小画面 サイズ:80×60 配置数:3×300 縮小画面もハイパーリンクする:ON ・オプション このフォルダの全画面 ◎ はっぴょう名人もhtmlで はっぴょう名人の作品もホームページ形式で保存して,作品のイメージに近いものが残せました。 卒業式の前日に配布できましたが,好評だったようです。 「はっぴょう名人」で,本の紹介と国際交流の発表会をしました。 「はっぴょう名人」使ってみての感想です。 ◎ 簡単便利 「はっぴょう名人」は,直感的で操作しやすいソフトです。話の筋と素材があれば, 簡単に飾ることができます。 ◎ ひな型 初代の「はっぴょう名人」では,ひな型を用意しておけば, 画像を指定した名前で保存すると,自動的に表示されます。 ◎ でも不安定 ほとんどの画像は,まともに表示されますが,1割くらいが1/4しか表示されません。 挿入をし直すことで対処できますが,安心できません。 ◎ ひな型は必要? 「ViX」から「はっぴょう名人」直接ドラッグして貼り付けられます。 「はっぴょう名人」の簡便さから考えても,ひな型も使わず,直接文字を書いたり 画像を貼り付けたりしても問題はないように思われました。 ◎「はっぴょう名人2」 ひな型を使うには,画像をフォルダに保存するタイプの初代「はっぴょう名人」が必要でした。 ひな型を使う必要がないなら,画像をファイルに内蔵するタイプの「はっぴょう名人2」が使えます。 エクセルで時数の教室配当と時間割表を作ってみました。 → 教室配当・時間割表(165KB) ◎ 確認 時間割を担当して一番気をつかうのが,正確さです。 先輩方より指導していただいたとこです。 ・初めにコマ数だけのカードを用意して,重複を避けること。 ・複数で確認して,転記ミスを避けること。 ◎ 表計算の活用 ・countif で計数することで,確認をしています。 ・作成した表をそのまま印刷して配布することで転記ミスをなくしています。 ◎ 各校の事情 クラス数,運動場の使い方,専科の人数などなど各校で条件がまちまちです。 4クラス用の表を用意しましたが,各校に合わせて手直しがいるでしょう。 最初は大変かもしれませんが,一度固まると便利です。 時間割が毎学期変わる場合は,重宝します。 エクセルで時数の計数表を作ってみました。→ 時数計数表(49KB) ◎ 一週間を一行に 一週間を一行にしてみました。 ・一行を一週間にしてますから,データを縦に比べるとことができます。 ・週ごとの計数も縦に比べることができます。 基本的には,各週同じ時間割ですから,一目で違いを見つけることができます。 ◎ 関数「countif」 関数「countif」を使っています。計数する範囲と文字を指定するだけです。 単純ですが,便利な関数です。 例 =COUNTIF($D$4:$AE$18,"国") → D4からAE18の範囲内の「国」を計数します。 ◎ 確認を 確認が大事です。計数範囲やデータの入力ミスがあるかもしれません。 「国」は計数しますが,「国 」は計数しません。余分な空白が入っています。 ◎ コピーで省力 一週間分を別の週にコピーすることができます。 普通の「貼り付け」では,罫線が変わることがあります。 「形式を選択して貼り付け」を選び,「値」や「罫線を除くすべて」を選ぶと 中身だけ貼り付けられて,罫線は変わりません。 罫線が崩れても,データが正確なら,まともに計数されます。 ◎ 時間割表から countifは時間割の作成でも活躍します。 時間割表も一週間分を一行にすると,そのままコピーすることもできます。 ◎ シンプル 単純なだけに,入力ミスのチェックなどもありませんが, 確認しやすく,改良や発展も簡単です。 小学校の教材は,日々更新し続ける必要があると思います。例えば, ・指導要領や教科書の改訂で内容が変わります。 ・研究会でヒントを得ると,新しい教材や指導法を導入します。 ・授業をしてみて,教材のできを反省します。 ・教師のスキルアップで可能性が広がります。 ◎ 情報での4年間 情報を担当して4年目ですが,毎年教材を更新しています。 ・1年目(2000) 何ができるか模索しました。 html編集は,Windows付属のフロントページです。 教材プリントはhtmlで作成しました。 ・2年目(2001) 教材に略案をつけました。 ・3年目(2002) 担任主体の学習をめざしました。(むずかしいです) html編集を,netscapeのコンボーザにしました。 ・4年目(2003) 教材の規格化を進めました。(児童も教師も楽になります) ViXを入り口に統合的な学習環境にしました。 ◎ 教材プリントの更新 このように,指導内容,ソフト,指導環境の変化のため, 教材プリントは,毎年更新することになりました。 教材がこれだけ変化しますから,教材や略案を用意しただけでは, 担任主導の学習はできませんでした。 ◎ 変わらないこと ・教材とプリントのhtml化 絵や文の連携,作品の統合,ホームページ化,規格化 ・お絵かき,タイピングなどの基礎技能の練習 タブレットの重要性,入門向きの練習ソフト ・担任とのTT体制 専任の教師,学習時間の確保 ・フリーソフトの活用 ViX,コンポーザ,じぶんでドリル ◎ 教材準備 高機能のワープロソフトに頼るよりも,お絵かきだけで「ありがとうカード」が すぐできます。htmlも表現内容を規格化すれば,個人ページが楽にできます。 地道な職員研修と同時に,より使いやすい教材の開発が望まれます。 「わたしのこの一冊」には,4コマ以上のページが120以上あります。 これを一つのホームページにまとめるには,整理が重要です。 ◎ 追求2002の整理 「追求2002」も百あまりのページでできています。 http://www.yanominami-e.edu.city.hiroshima.jp/6tuikyu02/index.html 個人テーマなので,児童が仕上げるのも一仕事でしたが,教師の整理も大変でした。 ・htmlファイルの余分な所を除く。 表が崩れていたり,エンターがいくつも入っていたりします。 ・画像の選択 フォルダの中には,作成時に集めた最終的に不要なファイルが山ほど あります。必要なファイルだけ選択します。これは,コンポーザで別 ドライブに保存し直すことでできます。 ・画像の整理 図が写真形式のjpegだったり,写真が図が得意なpngだったりしました。 元の図を探して,形式を整えます。 ・画像のダイエット ファイルの大きさは,画像のダイエットにかかってきます。 jpeg形式の写真は,児童でも上手にリサイズしてくれます。 png形式の図は,下手にリサイズすると不要な色が混じってダイエットになり ません。原図がないときは,お絵描きソフトのDPixedで一枚一枚減色します。 ・相対表示に 画像のがよく絶対表示になります。 「絶対表示」 作成環境のみで表示できる。 例 file:///D:/html/tikyu/6n1k/6101/index.html 「相対表示」 どの環境でも表示できる。(アップできる) 例 tikyu/6n1k/6101/index.html ◎ 自動化 手動で整理すると,画像整理と相対表示にするだけで,一人に15分くらいかかります。 そこでプログラムを組んで自動化しました。9割は1分ほどで処理でき, とても楽になりました。 自動化のプログラムは,フロントページとコンボーザで共用できませんでした。 それぞれが出力するhtmlに小さな違いがあったためです。トラブルがあっては 手直しをするという汎用性のないプログラムでした。 ◎ 規格化で省力化 「わたしのこの一冊」は,画像を貼り付けるよう規格化したため,児童は かいた絵を上書き保存するだけで絵が表示されます。教師の立場でも,整理が大変楽でした。 ・形式はpngに統一してます。 ・ひな型が,相対表示になっています。 ・減色は,ViXの総合変換で一括してできます。 「追求2002」の整理と比べると,規格化した「わたしのこの一冊」の整理は, とても楽で,一割未満の時間で終えられます。 もともと児童が楽に作れるホームページをめざしての規格化でしたが,結果的には 教師の整理にとって児童以上に楽ができました。 より自由で個性的なホームページ作りが望ましいのですが,小学校の段階では, 児童にとっても教師にとっても,ある程度規格化された手軽な ホームページ作りが現実的だと思います。 大好きな「わたしのこの一冊」の紹介ページをしあげました。 http://www.kanzaki-e.edu.city.hiroshima.jp/03issatu/index.html 一段落ついたので,4年生はキーボード練習の復習をしました。 ◎ 若葉マークの4年生 入門期の4年生は,まだ十分な力がついていません。ローマ字の表を見ながら 苦労してる者が目立ちました。50音表で入力する者もいました。 ◎ 指導の工夫 三十数名が22台のコンピュータで45分練習しました。のんびりさんを一人一台と しました。進度によって,一人と二人を入れ替えました。最初から,手元を隠す ように指導しました。 ◎ 手元を見ない 手元を隠すよう指導しても,いやがる児童がいるものです。そういう児童は ホームポジションが確立しません。十年以上前のNHKのワープロ講座でも, 上達のコツとして手元を隠す道具を用意してました。 ◎ ABC練習(1)を45分 チャイムが鳴るころ,「99」で記録を見ると,ほぼ全員がABC練習の(1)を 終わっていました。1学期のころは,半分くらいでした。 ◎ 場数 繰り返し練習することが大事です。1回目より2回目が確実に速くなっています。 指の動かし方も,何度も指導します。3年間の繰り返しで,平均的な児童は, 自然なタイピングができるようになります。 ◎ 3年生から挑戦 これまでも3年生の3学期から,ABC練習を入れました。「じぶんでドリル」だと 無理なく練習できます。今回は,ローマ字入力にも挑戦しています。 ローマ字の約束を知らない3年生ですが,抵抗なく取り組んでいます。 ◎ 実践練習 実践的な練習は,スマイルのキーボードファイター2でします。3になると ひらがなにABCのヒントがつくことがありますが,いきなり単語の問題が出ます。 ヒントはありませんが,問題が一文字ずつ出る2を使います。20問できれば, 力がついています。 2をフォルダごとコピーし実行ファイルのアイコンを画面に出しました。 今年度撮りためてきた写真や文書などをCDにまとめて,職員に配布する計画です。 CDは自動立ち上げにして,写真はhtml形式で閲覧します。 ◎ ViXのアルバムHTML ViXの「画像」には写真をアルバムのイメージで印刷したり,HTMLで残したりできます。 HTMLでも,小さな写真の目次とその写真をクリックすると大きく見えるビューアの 形式は,完成度が高いです。 写真が多いときは,200*150の縮小表示のアルバムを作成して,その写真をクリックすると 拡大される方が場所を取りません。これを1単位としてフレームで目次をつければ 効率よく大量の写真を閲覧できます。必要な写真だけ拡大して見ます。 ◎ ViXの設定 ・出力 スタイル:アルバムのみ ファイル名:album 桁数字:1 拡張子:html ・縮小画像 縮小画像サイズ:200×150 縮小画像配置数:3×30 キャプション:なし リンク先とファイル名:すべて小文字 ○縮小画像もハイパーリンクにする ○元の画像を仕様 ・デザイン ・オプション ○このフォルダの全画面 ◎ ツールバーのカスタマイズ 「その他」の「カスタマイズ」に「ツールバー カスタマイズ」が あります。これで,ツールバーに「アルバムHtml」のボタンを出して おけば,画像フォルダを選んでボタンをクリックしてOKでできます。 ◎ アルバム化の時間 約7000枚の写真を140あまりのアルバムにしました。 アルバムHTML設定とツールバーのボタンの準備の時間を除くと, 正味30分以内でできました。 ◎ 目次の作成 作ったアルバムHTMLをブロックごとにまとめてフレームで目次を 用意します。全体をまとめて入り口のインデックスファイルを作ります。 これらの作業の方がずっと時間を要します。 ◎ 写真以外のファイル 写真以外のファイルは,ファイルの一覧表をつけておき, 必要なファイルを探してもらいます。 一覧表は,"wintree"というフリーソフトを使いました。 じぶんでドリルを640*480の画面で大きく表示すると,一部の単元で図が消えました。 主にリットルますです。 ◎ 描画してコピー リットルますは,初めに描画しておいて,それを画面にコピー表示しています。 その度に描画しても,時間はかかりませんが,図を重ねるときは,コピーの方が単純にできます。 ◎ 画面の外に描画 目立たないように,画面の外に描画していました。それをビットマップにコピーして 画面に表示していました。大きく表示するために640*480の画面 設定にすると,それ以外は使えなくなるようです。作成中は,1024*768だったので 問題なく描画できていました。 ◎ 直接描画 そこでビットマップに直接描画することにしました。これで描画作業も目立ちませんし, 640*480の画面設定でも消えることはなくなりました。 じぶんでドリルでABC練習やローマ字練習をしていると,動きが遅いという声がありました。 練習が進むと,タイピングの後にソフトがついてくる感じになっていました。 ◎ スイッチングハブ 原因の一つは,スイッチングハブが一時停止することです。これは,交換しました。 一時停止はなくなりましたが,まだ遅いようです。 ◎ 音データ 「ピッ」や「ブー」の音データは,それぞれのコンピュータに置きました。 1~6Kバイトの小さなデータですが,毎回LANを通していては遅くなりそうです。 LANは,通してないはずですが,うまく作動してないのかと疑いました。 ◎ 音を止める 音が出る度に,音データを開き,閉じています。音を出すより, 開閉の方に時間がかかっているようです。そこで「ピッ」という音を止めてみました。 すると,今までの遅さがウソのうよになくなりました。 ◎ 閉じない 一音一音,開閉するのではなく,問題が終わるまでは開いておき, 終わったら閉じるようにしました。これで音も出て,動きもスムーズになりました。 来年度の予定を考えています。リースの関係で,コンピュータが20台から40台になる 可能性が出ています。それに対する装備やソフトの準備がいります。 ◎ お絵かきフソト 昨年度一番よく使ったソフトは,スマイルペイントです。使いやすいお絵かきソフトですが タブレットの反応する2は使いづらいので,1を使いました。 次回の更新では,XPでしょうから,PNG形式が扱えるようになったWindowsの付属機能の ペイントで十分です。 ◎ はっぴょう名人 後半高学年で,はっぴょう名人を使いました。これに代わるソフトが見つかりません。 パワーポイントにかわるプレゼンテーションソフトは見つかりますが,はっぴょう名人の ように小学生が簡単に装飾できるソフトはなかなかありません。 ◎ フリーソフト はっぴょう名人以外は,フリーのソフトで活動してきました。「ViX」「コンポーザ」 を加えれば,絵,絵+文,4コマなどはHtmlで表現できまし,管理も楽です。 ◎ タブレット お絵かきには,タブレットか欠かせません。20台文の予算はきびしいです。更新時に, 補助の予算がつくのを期待しています。 ◎ 40台の設定 児童一人一台の環境ができると,学習の効率が上がります。反面,機器や環境の設定には 倍の労力がいります。XPに128MBのメモリの場合もあります。 この悪条件でも,設定しだいでは256MBと遜色ない速さにできます。内容が発展し, 規模が大きくなるほど,設定や準備にかける手間ひまもそれだけ大きくなること確かです。 児童にとって使いやすい環境に整備したいものです。 「じぶんでドリル」でタイピング練習をしていたら「遅い!」という声が聞こえました。 画面を見ると,時々止まっています。解像度を変更するソフトを共用しているので, そのためかと外してみたのですが,改善されません。 ◎ ハブのトラブル 10Baseのハブが原因で,ネットワークコンピュータから各コンピュータが見えなくなったことがあります。その代わりに,BUFFALOのLSW- TX-8EPという10/100スイッチングハブを入れました。 これで,見えなくなるというトラブルはなくなりました。 ◎ 出てくる絵が遅い<br> ところが,ViXでみると,軽い画像ファイルなのに,表示が遅いことが気になりました。 途中で止まってしまいます。1~3秒して一息つくように次の何枚かが表示され また,一息つくといった感じです。 ◎ 原因は10/100 ハブを別のメーカの10/100スイッチングハブに交換したところ,スムーズに動くようになりました。念のためLSW- TX-8EPを交換してもらいましたが,初期不良ではありませんでした。 以前10/100のLANカードを入れると,同様のトラブルに会ったことがあります。 高速がうたい文句のCardBusです。結局10Baseに落とすことで収めました。 10倍と言わなくても,せいめて3倍くらいは期待していたのですが,かえって遅くなるは 問題です。業者の方に聞くと,PC Cardタイプのカードを推奨しているとのことでした。 ◎ 原因はスイッチングハブ 今回も10/100のスイッチングハブが原因でした。ハブを交換すると, じぶんでドリルがスムーズに動くようになりました。たまたまTX-8EPの一つ前の型が あったので付けかえてみても問題はありませんでした。 ◎ 10と100の混在 LSW-TX-8EPを100Baseばかりの環境で使ってみると,症状がでませんでした。 10Baseと100Baseが混在すると予想しない状況になることがあるようにです。 10と100の違いは5倍近くありました。 ただ,データサーバに集中してアクセスするので,スイッチ機能は役立っていません。 ◎ ハブの設定 LSW-TX-8EPは,増設コンセントみたいに,ただつなぐだけです。スイッチがあって設定が変更できるハブもあります。10Baseと 100Baseが混在する環境では,設定変更が可能なハブの方がよいかもしれません。 校内で掲示板の環境を整備するため,BlackJumboDogをセットしました。 ◎ Webサーバの設定 BlackJumboDogを起動して,「設定」「Webサーバ」「Webサーバを使用する」 「CGI」 「CGIパス」= cgi-bin 「参照ディレクトリ」= d:\user\cgi-bin\aska (aska という掲示板を使いました。) ◎ 掲示板ソフト インターネットから「掲示板 ソフト フリー」で検索するといろいろあるようです。 シンプルというのでaska掲示板をダウンロードしました。 http://www.kent-web.com/bbs/aska.html 解凍して,配置します。 d:\user\cgi-bin\aska フォルダにダウンロードした aska.cgi askalog.cgi jcod.pl の三つのファイルと 新たにlockフォルダを配置しました。 ◎ リンク 掲示板呼び出すため,それぞれのパソコンにリンクを設定します。 例 http://192.168.22.105/cgi-bin/aska.cgi ◎「お気に入り」から 実際には,ホームページの作品を見てから,感想や意見を掲示板に書き込む予定なので, 掲示板の入り口は「お気に入り」に設定しておく予定です。 これでアクセスできますが,まだ動きません。 ◎ BlackJumboDog+α メール環境のように,blackjumbodog だけて完了するのかと思っていました。 でも実際には,Perl という言語環境が必要でした。 ◎ Perlのインストール aska.cgiはPerl言語で動いています。Perlをインストールします。 「TryTheHomePage」の「Perlのインストール」に沿ってしました。 http://www.tryhp.net/homeserver04.htm 「ActivePerl」の「Windows msi」をダウンロードしました。 「Windowsインストーラー」はパソコンにすでにセットアップされていました。 ◎ インストール場所 説明通りにしました。 例 d:\user\local ◎ テスト 他のパソコンからアクセスできたら,書き込みをしてみます。 続けて書き込むとエラーになることがありました。 ◎ 制限の変更 aska.cgiをエディタで開いてみると,アクセス時間の制限が60秒になっていました。 これを1秒にしたら,エラーになりませんでした。 記録数も50以降は削除することになっていました。これを500にしました。 ◎ トップに戻る "../index.html"と,一つ前に戻る設定になっていました。 例のようなフォルダ構成,BlackJumboDogの設定だと どこが一つ前か分かりませんでした。 そこで,"link.html"と同じフォルダにリンク集のファイル置いて, ここに戻るようにしておきました。 校内でメールの環境を整備するため,BlackJumboDogをセットしました。 ◎ インストール まずダウンロードします。 http://homepage2.nifty.com/spw/software/bjd/download.html 解凍して,実行するとインストールできます。 今回は,インストールするパソコンのDドライブに"Program Files"フォルダを作って インストールしました。 ◎ メールサーバの設定 起動して,「設定」「メールサーバ」「メールサーバを使用する」 「基本設定」「ドメイン名」=名前.ed.jp にしました。(例:school.ed.jp) 「利用者」 「アカウント」= 01 (01~20まで) 「パスワード」= ** (みな同じ,本来はそれぞれに違うパスワードを・・・) 「コメント」= 01 (必要に応じて) 「追加」(これを利用者分繰り返す) 最後に「OK」で設定終了 ◎ メーリングリスト 「別名指定」を利用するとメーリングリストのように,利用者全員へ配信できます。 「設定」「メールサーバ」「別名指定」 「別名」 = all (任意の名前) 「配信先」= $ALL (全員へ配信) 最後に「OK」で設定終了 ◎ メールソフトの設定 アカウントを設定します。 「受信サーバ名」「送信サーバ名」ともに,設定したコンピュータ(例:192.168.22.105) 「パスワード」= 利用者で設定したパスワード ◎ テスト 自分や任意のアドレス宛にメールを出してみます。うまく受信できたら完了です。 また all@school.ed.jp 宛にメールを出して,全員に届けば完了です。 ◎ 自動スタート 自動的にスタートさせるよう「プログラム」「スタートアップ」にblackjumbodogのアイコンを登録します。 これだけの設定で,校内にメーリングリストを含めたメール環境ができます。 学年を越えて学習できることをねらって「じぶんでドリル」を作りました。あれから10年。指導要領も改定され,単元を並べ替えて対応したつもりでした。 ◎ 3けた×3けたは6年生 4年生の「かけ算のひっさん」をして驚きました。3けた×3けたは6年生の学習になったそうです。3年生に下がって学習してもらいましたが,3けた×2 けたも4年生ではないようです。 ◎ 使ってみないと 使ってみないと,つかいにくさは分かりません。教師が学習ソフトを作る方がよいと思っていましたが,この「教師」を「算数を指導してる教師」と狭めた方 がよいと思いました。 ◎ 学年への対応 いくら学年を越えての学習が実現できるとは言え,学年の中で学習すべきです。 少しずつでも,学習内容を整理していくべきだと思いました。時間がかかりそうです。 5・6年のフォルダには,ホームページに使わない,はっぴょう名人のファイルがあります。すべて同じ名前のファイルです。いちいち手動で一つずつ消して いました。これを一括して削除する方法はないかと考えました。 ◎ バッチファイル 「del ファイル名」を実行すると削除できます。これをエディタで編集すると,1クラス分の一部のファイルを削除するバッチファイルができます。 ◎ 例 del G:\03issatu\issatu51\5101\hp.jcb del G:\03issatu\issatu51\5102\hp.jcb del G:\03issatu\issatu51\5103\hp.jcb ◎ 準備 ・一行用意して,人数分コピーします。 ・児童に合わせてフォルダ名を変えます。 ・「bat」とうい拡張しで保存します。例:del_hp51 ・パッチファイルをダブルクリックで実行します。 ◎ 合理化と合理的 名前が連番ですから,繰り返しを使って,もっと合理化できまが,パッチファイルをたまに使うときは,直接書いた方が合理的です。 各フォルダの絵をリサイズするとき,ViXの「総合変換」の「サブフォルダも対象」を有効にすると作業がはかどります。タブレットを使っても,一人の絵 をリサイズするのに,20~30秒かかりますが,これだと1クラスを1分くらいで変換できます。 ◎ うまくいかない 「総合変換」に「サブフォルダも対象」があることは,以前から知っていました。何度がためしてみましたが,うまくいきませんでした。パグかと諦めてまし た。 ◎ 目標 組フォルダの中に個人フォルダがあり,その中に画像があります。 ・すべての画像を一括してリサイズしたい。 ・元のファイルは残して,別にフォルダを作りたい。 ・変換先の組フォルダは作るけど,個人フォルダは作って欲しい。 ◎ 失敗の原因 目標通りにはいきませんでした。原因は,サブフォルダまでは,作ってくれないからでした。 ◎ 対策 そこで,全部のフォルダも準備することにしました。だからといって新たにフォルダを作っていては大変です。 ・組フォルダ全体を作業するフォルダにコピーします。 ・「サブフォルダも対象」を有効にし,出力先を「画像と同じフォルダ」に設定します。 ◎ リサイズの設定 次の,リサイズの指定も大事です。 ・「リサイズ」で200×150くらいに 「方法」を「単純拡大縮小」に ・「編集」の「減色」で16色を選択 「誤差拡散の方法」を「なし」 「パレット選定の方法」を「自動(多い色)から」 「名前をつけて保存」=「Png」 「インターレス」=「No」 「圧縮レベル」=「9」 これで,それぞれ児童のフォルダに絵がリサイズされました。 ◎ おまけ 各フォルダの絵の名前が同じのだとできませんが,名前が違っていたら,それぞれのフォルダの絵を指定した一つのフォルダに集めることもできます。 児童の絵をリサイズして,名前を削除して,目次を作ります。児童の人数分だけ単調な作業が続きます。タブレットのありがたさが身にしみます。 ◎ リサイズ 何百人もの児童の絵をリサイズします。ViXの「総合変換」を使うと効率出来ですが,4年生以上は,一人ずつフォルダを設定していのるで,フォルダだけ リサイズを繰り返しました。 (「出力」の「サブフォルダも対象」を有効にしておくと,一度でリサイズしてくれることを今見つけました。) ◎ 名前の削除 個人名は公表しないという約束で,公開時には,児童名を削除してます。初めから,児童名を入れなくてもよいのですが,校内ページで公開するとき,作品の 確認するときと,児童名が役立ちますので,後で削除することにしました。 ◎ タブレット 名前の削除では,次の5つの作業をします。 ・ViXからhtmlファイルを選びます。 ・パーソナルビューでエディタで開きます。 ・「学年組名前」を範囲指定して削除します。 ・上書き保存します。 ・ファイルを閉じます。 これを人数分繰り返します。 もちろんマウスでできます。タブレットだと,手首を固定してペン先だけチョンチョンと動かせば楽に作業できます。 ViXって深いなと思いました。「Sendto」の機能をすでに装備していたんです。 しかも,左クリックだけで大丈夫。 ◎ Sendto 「Sendto」というのは,「送る」というWindowsの基本的な機能です。 絵をかき直したいときには,ペイントソフトから絵を開いきます。 また絵をダブルクリックして,関連づけされたペイントソフトを起動させることもできます。 ただし,ViXでダブルクリックすると,絵の編集画面になります。 「Sendto」では,絵を右クリックすると,メニューに「送る」が出てきます。 ここにペイントソフトが登録してあれば,それで絵がかけます。 「Sendto」フォルダは,「送る」の登録先です。 ◎ Sendtoの利点 「Sendto」を使うことで,低学年の子ども達が絵をネットワーク上のフォルダに保存 できるようになりました。ただし,子ども自身は気づいていません。 ・保存先の場所 ・名前 ・絵の種類 ・絵の大きさ いくつもの設定が必要です。 最初に,白紙を用意しておくことで,絵をかいて上書き保存します。 この白紙をペイントなどのソフトに送るのが「Sendto」です。 ソフトかそのアイコンにドラッグすれば済むことですが,低学年の子ども達には 要求できません。 ◎ Sendtoの課題 ドラッグより楽な「Sendto」ですが,まず「右クリック」が混乱を引き起こします。 次に「送る」から「ソフト」へなぞっていくのが一苦労です。 教師の課題ですが,最初の設定がしにくいです。同じWindowsでも,98→Me→XPと だんだん分かりにくくしています。 ◎ ViXのパーソナルビュー 初期画面では見えませんが「表示」→「ビュー」→「パーソナル」で表示されます。 「フォルダビュー」の下に小さく配置するとよさそうです。 更新したい絵をクリックして,「パーソナルビュー」の「アプリケーション」の ペイントソフトをクリックすると,絵がソフトに送られます。 絵が見えれば,あとはこの2回の左クリックだけです。 これだと,説明も楽ですし,低学年の子ども達も迷うことがありません。また,ソフトの設定も,ソフトのアイコンを「アプリケーション」にドラッグするだ けです。 ◎ パーソナルビューはもっと 「パーソナルビュー」には,「アプリケーション」以外には「開く」「コピー」「移動」 があります。 開くフォルダがいつも決まっているときは,「開く」にそのフォルダのアイコンを 置いておき,クリックします。 現在は,ViXの起動設定で「最初のフォルダ」を「固定」にして実現しています。 この「開く」を使えば,複数のフォルダを開くが設定できます。これは「コピー」や「移動」 を含めて,子ども達よりも教師に便利な機能のようです。 ホームページに子ども達の作品を載せようとしはじたころ,絵や図のリサイズに苦労しました。 ◎ ViXで減色 ViXで減色しても,期待通りに小さくならない場合がありました。写真ならあんなに小さくなるのだから,おかしいと思いました。 ◎ ペイントソフトで減色 ペイントソフトで絵(図)を開いてみると中間の色がいっぱい入っていました。案内の地図を扱ったときは,スキャナから取り込みましたから,色数も多く減 色しても期待通りの色がなかなかでません。 そこで,ペイントソフトで塗りつぶしました。同じ色にしていくと,比例してファイルサイズも小さくなります。290×286の図にほぼ一日を費やしまし た。 ◎ D-pixed gif形式が専門のお絵かきソフトD-pixedを使って,次のようなことを知りました。 ・同じ色に見えても違う名前の色がある。 ・同じ名前の色なら,並んでなくても一度に別の色に設定できる。 (ペイントソフトは,並んでないと塗りつぶしができない。) ・色を同じにすると,同じ名前の色として統合できる。 ・色パレットの並びで減色の色が決まる。 D-pixedを使うと,ペイントフソトの何十倍も速くできました。 D-pixedは,png用のソフトを加えると,png形式にも使えます。 (まずgifで保存した後pngで保存しないと止まる場合があります。) Ver2.17は,png専用になっいました。 ◎ ViXでできないの? D-pixedで小さくできることがViXでできなのは,仕様の限界かなと思いこんでいました。今回の子どもたちの絵400枚あまりをD-pixedで 減色しま した。絵によっな違いますが一枚数分として,30時間くらいかかりました。 ◎ Vixで再挑戦 もしかして単純な設定にすれば,写真のように簡単に小さくできるのではないかと,ViXで挑戦してみました。 ・リサイズを「単純拡大縮小」 ・減色を「誤差拡散の方法」を「なし」 この二点で,中間色を入れないようにします。 ・「パレット選定の方法」を「自動(多い色)から」 輪郭線の色と似た塗りの色を分けることができます。 面積の広い色から色を選ぶとマニュアル時の修正も楽です。 ・「インターレス」=「No」 チックを入れると,想像以上に大きくなりました。 ・「圧縮レベル」=「9」 これで,D-pixedだど3キロバイト平均が1キロバイトくらいになりました。 ◎ 総合変換で効率化 「総合変換」を使うと,効率化できます。フォルダの構成で,絵が分散しているのであっと言う間とはいきませんが,30時間が3時間ほどになりました。 子ども達の作品が集まってきました。これの画像をホームページ用に小さくします。大勢の作品を掲載するために,画質よりファイルの大きさを優先していま す。 ◎ 写真のリサイズ(jpg形式) 写真のリサイズはViXなどを使うと簡単にできます。 ・写真をダブルクリックで呼び出して「編集」の「リサイズ」で200×150くらいに ・保存で解像度を50%くらに これで,一枚の写真が数キロバイトになります。複数の写真は,「画像」の「総合変換」で一括して小さくできます。 ◎ 絵(図)のリサイズ(gif形式,png形式) 絵(図)のリサイズもViXでできます。 ・絵(図)ダブルクリックで呼び出して「編集」の「リサイズ」で200×150くらいに 「方法」を「単純拡大縮小」に ・「編集」の「減色」で16色を選択 「誤差拡散の方法」を「なし」 「パレット選定の方法」を「自動(多い色)から」 「名前をつけて保存」=「Png」 「インターレス」=「No」 「圧縮レベル」=「9」 これで単純な絵(図)なら1~2キロバイトになります。(640×480→200×150) 複数の絵(図)も,「画像」の「総合変換」で一括して小さくできます。 ◎ 写真と絵(図) 写真は,「大きさ」と「解像度」の二点だけ気をつければ,あとの設定は,ファイルの大きさに大きな差は出ません。 絵(図)は,「大きさ」と「色数」の二点が中心の設定ですが,これに中間色を使わないという設定をすると小さくなります。反面荒い絵(図)になります。 中間色を入れると35割以上ファイルサイズが大きくなります。 設定によっては,リサイズしてもファイルサイズが変わらないことがあります。これは中間の色を限られた色を並べて作ろうとしてデータが多くなるためで す。 一度減食した絵は,もとに戻せません。もとの絵があれば,再挑戦できますから,コピーした絵を上書きすると安心です。 年賀状の印刷中にプリンタが壊れました。印刷中に,はがきの枚数を確かめて きれいに入れなおしたら,ガチャガチャと変な音がして印刷できなくなりました。 エプソンのPM720Cです。 ◎ 内部の様子 このくらいのことで壊れはしないと,ケースを外してみました。部品がどこかで かみ合っていないくらとタカをくくってました。1cmくらいのバネが外れてました。 これをつければと3時間あまり試行錯誤しましたが,分かったのはプラスチックの歯車の筒に ひびが入っていることです。 ◎ ピッチヒッター ぎりぎりの年賀状なので待てません。インクの買い置きがあるので,ピンチヒッターとして 中古を探すと,インクが共通のPM800Cがありました。ドライバーをネットで手に入れて テスト印刷まで行きました。ところが,本番になると途中でエラーです。 XPがいけないのかなと,98SEにドライバーを入れてみましたが,同じ結果でした。 1日が無駄になりました。 ◎ 候補 もう後がありません。中古が当てにならないので,新品のプリンタを探しました。 ・第一候補は,色あせが気になっていたので,強いインクのエプソンのプリンタ。 ・第二候補は,インク詰まりが気になっていたので,使用頻度をあげるためコピー 簡単の複合機。 ・第三候補は,とにかく安い五千円のプリンタ。 ◎ 選択 ・第一候補は,出たばかりの過渡期なので様子見。 ・第二候補は,家族に聞くと使用頻度は高くないみたい。 ・第三候補は,インクが本体なみ。最後の1cmくらい印刷不可 ◎ 決定 結局,その日の特売だった同じメーカーのプリンタになりました。画質は変わりません。 良くなったことは,少し静かになったことと,印刷時間も少し短くなったことです。 ◎ これって? 買ったプリンタのことを知ろうとエプソンのホームページに行きました。 たまたま開いた,PM720CのQ&Aのトップに次の注意が出てました。 http://search.epson.co.jp/faq/search/search1.asp > 1 . [FQIJ0179-4646] ハガキ印刷時のご注意【PM-720C/PM-780C】 > <<注意>> セットしたハガキを上からのぞいて見たときに、 > ハガキの先端が見えていることを確認してください。 > プリンタ内部にハガキの先端が入ってしまった状態で給紙 すると、 > 故障の原因となります。 ◎「故障」と「紙詰まり」 取り扱い説明書に急ごしらえの注意書きが入ってました。HPには「故障」とありましたが,印刷物は「紙詰まり」でした。 印刷中ではがきを抜く方もいけないのでしょうが,これしきのことで故障してしまう ヤワなプリンタで・・・。 印刷の途中で紙が送られ, 1ページのはずが,数ページに印刷されます。 ◎ プリンタバッファ? 3台のパソコンをプリンタパッファ(kansai NDB-40)で, EPSONのPM2000Cに つないでいました。そこで,プリンタバッファを外してみました。 多少いい感じでしたが, やはり印刷の異常は直りませんでした。 ◎ セキュリティソフト? 次に, セキュリティソフトのWinBirdが異常の原因かと推理されました。 そこで, WinBirdを外してみました。それでも, 異常は直りませんでした。 ◎ 綱渡りの印刷 B4に印刷すると, 2/3くらいで異常になります。 A4だとどうにか印刷できます。 B5でも, 連続して印刷させると時々異常になります。 そこで,A4以下の用紙で,一枚ずつ印刷することになります。 ◎ 他のパソコン パソコンは,NECのLaVieNX LW30H/6です。 IBMのパソコンに上記のプリンタパッファとセキュリティソフトがついていても このようにな異常にはなりませんでした。 そこで,NECのVersaPro R VA10Hというパソコンで印刷すると, 異常は出ませんでした。 ◎ プリンタサーバ 別のパソコンをサーバ用として印刷すると正常ですから, サーバとなるパソコンを 3台用意しました。ですから,つなげるプリンタも3台です。 ◎ ネットワークプリンタ 3台のプリンタをネットワークで20台のパソコンにつなぎます。プリンタの数は半減 しますが,途中でトラブルが生じて,中途半端な印刷になるよりましです。 ◎ テスト テストとして十数枚の連続印刷をしました。異常はでませんでした。 やはりLaVieNX LW30H/6に原因があるようです。印刷関係のメモリ設定で解決しそうですが, 設定の仕方が分かりません。リースの切れる一年先まで,3台のプリンタで対処 していきそうです。 ワード,一太郎,エクセルなど,いろいろなソフトの出力をホームページに載せる場合があります。 一種類のソフトに統一する動きもありますが,たとえばワードに統一しても,そのままWebに載せると 閲覧者にもワードを要求することになります。 ◎ 文書をWebに載せる方法 そこで,ワードを中心にいろいろな文書をWebに載せる方法を実験しました。 ・pdf形式 ・テキスト形式 ・ワードのWebページ形式 ・印刷物をスキャナで取り込む ・画面をキャプチャで取り込む ◎ pdf形式 ソフトの違いを吸収して,しかもWebに載せやすいのが,アクロバットで作成する pdf形式です。この形式を表示するには,アクロバット・リーダが必要ですが, これは,無料で提供されており,よく普及しています。 ◎ アクロバットとフリーソフト アクロバットを使って,A4の文書をpdfにすると,ファイルの大きさも ワード文書と変わらないくらいの大きさになるようです。 フリーのソフトでも,"Cute PDF Printer"で,実現できます。アクロバットと同様に 印刷のプリンタ選択でこれを指定します。ただし,XPでは日本語使えましたが,MEでは, 文字化けしました。また,ファイルのサイズも元のワード文書の2杯ほどに なりました。 ◎ pdfの閲覧 閲覧には,アクロバットリーダが不可欠です。 そして,最初からコンピュータについていることも多くなりました。 また,製品のカタログに付属していたり,Webでも入手できたりします。 それでも,アクロバットリーダでつまづいてしまう場合も考えられ, オールマイティーではありません。 pdfの文書は,ぼけて見えるから嫌いという声があります。 1ページ表示では,もやっとして見えます。部分的に拡大するときれいでます。 ◎ Webページで保存 ワードの保存には,Webページでの保存があります。 簡単にできて,単純な表は,ほぼ同じイメージで表現できます。 ただし,ファイルの大きさは2倍以上になりました。 ◎ テキスト化 ワード文書をテキストにすれば,小さなファイルにできます。 「罫線/変換/表の解除」で罫線をなくしてテキスト化できます。 実際には,セルに多くの文字が入る複雑な表はイメージ通りにはなりませんでした。 (OASYSでは,ほぼ文書イメージでテキスト化できますが,手直しは必要です。) 罫線もテキストなのでつながらない場合もありまし,拡大文字なども表現できません。 ◎ 印刷物をスキャナ 読み取りの解像度が鍵ですが,72dpiだとワード文書と同じくらいの大きさになります。 ただ,雰囲気はわかるのですが,読みづらいです。200dpiだと読みやすくなりますが, 2倍くらいの大きさになります。また,スキャナーだと汚れが気になります。 ◎ 画面のキャプチャ 印刷イメージをキャプチャして,画面で閲覧するので,雰囲気がそのまま伝わります。 ファイルの大きさもワード文書と同じくらいになりました。 小さな画像ファイルなので,表示にもたつきもありません。 ◎ 結果 ・pdf形式→アクロバットがあればワード文書くらいの大きさにできる。 ・テキスト形式→ワード文書のテキスト変換ではイメージが崩れるので適さない。 ・ワードのWebページ形式→簡単だけど2倍強のファイルになる。 ・印刷物をスキャナで取り込む→2倍くらいのファイルにしてもすっきりしない。 ・画面をキャプチャで取り込む→ワードと同じ大きさで,印刷イメージを表現。 アクロバットもないことだし,印刷画面をキャプチャして画像として載せることにしたました。 ◎ キャプチャの実際 ・文書のフォントをゴシックにすると読みやすい印刷イメージになります。 ・印刷イメージ100%が読みやすい大きさでした。 ・少しはみ出すときは,全画面表示にします。 ・キャプチャーソフトには,Capture Studio-Light-を使用しました。 ・1画面に納まらないときは,複数の画面をViXの「編集/連結」で合成しました。 ・画像の保存にはpng形式を使用し,2色に減色します。 ワープロは言えば「ワード」といわれる時代になりました。 「ワード」が付属しないパソコンを探すのがむずかしいくらいです。 しかし,表を多用する文書では,うまく罫線が引けないという相談が絶えません。 ◎ 複雑な表 たよりの予定表,月中行事,係分担などなど,学校の文書では表が大活躍しています。 罫線は,ただの境界線であり,縦横の関連づけを示します。 ただし,思考過程に合わせてだんだん複雑な表になります。 ◎ ワードとエクセル ワードの表は,表計算のセル(一つのマス)の集まりが基本となっています。 意味と機能を持った一つ一つのセルが集合して表が形成されています。 ただし,白紙から始めるので,これまでのワープロになれた者には, セルという意識は持ちにくいです。 表計算のエクセルも,同じセルを扱いますが,はじめからセルが見えていますから, 分かりやすいです。 ワードで罫線を一本消すのと,エクセルで「セルの結合」のでは,操作している者の 意識が違っていても当然です。 ◎ ワードで複雑な表を作ると・・・ 日本語文化を基本に作られたワープロになれた人にとって, 罫線は,ただの区切り線でしかありません。 ところが,セルが意味を持つワードは,罫線を気軽に消したり,足したりするうちに 表からは見えない複雑な表になってしまいます。 そのため,いつの間にか次のページにまたがってしまったり,少しの修正で表が大きく 変わったりして,収拾がつかなくなるというトラブルが多発しています。 ◎ ワードの表の長所 セルの中は細かく編集したいときに,ワードが力を発揮します。 ワードは,セルの中の編集機能が充実しています。 指導案を書くとき,表の中の一つのセルの中で2行目以降,初めの一文字を開けたいとき 簡単に設定できます。日本のワープロでは,空白をいれて調整しますが,途中を変更すると 調整用の空白もずれて面倒なことになります。ワードでは,設定が生きています。 同様に,表の文字数の調整も,縦の罫線ドラッグすることで自動的にできます。 ◎ 表の設計(準備) ワードは,とにかく作り始めて,後で調整するというボトムアップ式ができます。 従来のワープロは,初めに文字数を決めておくトップダウン式です。 当然ワードが効率的と思われますが,実際の作業では大差ありませんでした。 文字を入れながら表を作ると,それだけ修正も多くなります。 表の下書き(設計)をしてはじめに準備おくと,修正も少なく効率的です。 文字修正で空白がずれても,思ったほどの手間ではありませんから,この点だけで 従来の日本のワープロが劣っているとは言えません。 ◎ エクセルで文書作成 また,ワープロ代わりにエクセルで文書作成をする例が多く聞かれます。 縦横が表として規定されているエクセルは,罫線の多用も含めて日本の文字感覚に近いようです。 セルを意識するため,複雑な表の扱いも分かりやすいですし,行間隔も自由に簡単に設定できます。 実際,扱いも直感的で,ほとんどの操作が「セルの書式設定」に集まっており, 「印刷範囲を指定」して「印刷プレビュー」が確認するというコツさえつかめば, 使いやすいワープロになります。 ◎ 日本語文化 文字文化の違いから罫線の多用や碁盤のような縦横揃いの文書は,やはり日本で生まれたワープロの方が 一日の長があります。ワードは,プロポーショナルフォントや両端揃えなど西洋の横文字文化が基本の設計がされいて, 後から日本の仕様が増築されています。 ◎ プロポーショナル 罫線の課題の次に多いのが,「文字が思うように揃わない」という相談です。 「これまでのワープロなら行の初めと終わりが揃っていたのに・・・。」 「ABC・・」は,文字の幅がまちまちで,等間隔に並べると,「I」など間が開きすぎて 文のバランスがくずれます。そこで文字と間隔を関連づけたプロポーショナル・フォントが使われます。 また,単語の途中での改行をしないと,行末に空白ができてしまいます。そこで,行全体を均等割付して 行末を合わせてしまいます。 その設定のまま日本語を書くと,違和感があるわけです。固定フォントにし,右寄せにすれば解決します。 元来ワードは,基本設計が欧米の文字だということです。 ◎ 罫線のなかった表計算 もともと表計算は,中身のデータが大切なので,罫線がありませんでした。 日本文化は,罫線を大切にしますから,後から罫線機能も充実してきました。 ◎ 大切な空白 ワードに限りませんが,空白を軽視した文書は,読み手に負担を与えます。 行の感覚,上下左右の余白を無理なく取るようにしたいものです。 ◎ 合った道具を 「文書ならワード」ではなく,文書に性格に合わせて道具のソフトを使い分けたいものです。 ・表が中心なら,エクセルなどの表計算 ・文字+表なら,使い慣れたワープロ ・文字情報なら,エディタ 大好きな「わたしのこの一冊」の紹介は,絵が中心になります。 文章を読んで,そのイメージを絵にします。言うのは簡単ですが,イメージ化は大人にも難しいです。 ◎ 下書き 下書きをお願いしています。下書きがあると,何をかこうかと迷う時間もなく 能率が上がります。紙に細かい下書きを用意した児童は,画面にかききれないことがあります。 そこで,かきたいところからかいて,残ってもよいと伝えました。 ◎ 思い切り 自分の絵に納得せず何度も消そうとする児童がいました。時間も限られています。 一番書きたいところから思い切りかくよう勧めています。 ◎ 練習 低学年では,練習の機会を設けました。ペンの慣れもいりますし,どんな絵をかけばよいか 分からない児童もいました。高学年は,練習がなくても下書きがあればどんどんかきます。 ◎ デジカメの活用 「参考になる挿絵がないから絵に困っている」という相談を受けました。 そこで,友達の助けを得て,場面のポーズをとってもらいデジカメで撮影しました。それを印刷して渡すと,かきやすくりました。 ◎ アドバイス 高学年でも極端に幼い絵をかく場合があります。人の場合では,ポーズをとって 見せて,ひじやひざの曲がりを気づかせます。くつや手がない場合,かき足してもらいます。 気づいてかいてもらうと,ダルマさんのようなすがたが,人間にちかづいていきました。 タブレットは,マウスと同じ機能を持っていますが,慣れないと使い切れません。 ◎ 右クリック マウスの右クリックは,タブレットの下ボタンに設定してあります。 下ボタンを押すには,持ち替える必要があります。児童には,絵を準備すくまでは,マウスを使うように 言っています。実際のお絵かきからタブレットのペンを使います。慣れてくると,タブレットの場面が多くなります。ただ,タブレットでファイル操作をすると フォルダやファイルを移動してしまう間違いが起こりやすくなりそうです。 ◎ ペンの使いはじめ マウスからペンにかえると,いらない場所でかくことがあります。 また,習字の筆のように,ペンの上を持ち,肘をあげてかくこともあります。 2~3mmの間隔を維持するのがむずかしいので,小指をタブレットにこするように指示しています。 ◎ 慣れ 低学年の線,四角,丸の練習は,マウスでしました。高学年は丸のころからペンに慣れて もらっています。 だんだん慣れてきて,低学年でも自由線の2回目には,ほぼ抵抗なくペンを使っていました。 ◎ 線がきと色 線でかくいて色を塗りつぶすことを原則にしています。線は茶色で書いています。 黒でもかまいませんが,人を入れるときは,自然な色合いになります。線の太さは 小さい丸です。1ドットだけリサイズ(縮小)で消えてしまいます。髪の毛など 頭を塗りつぶしたあと1ドットでかくと部分的に消えて面白い感じになります。 ◎ トラブルNo1 一番多いトラブルは,線の色で塗りつぶすことです。線との区別がなくなります。 4回までの「もどす」も使えなくなる場合が多いです。上から別の色で境界の線を書き足します。 ◎ 消しゴム 訂正で消しゴムを使ってきたなくすることがあります。まず「もどす」を使うよう 指導しています。訂正するときは,先生が消すようにしてます。計ゴムより,白のブラシ で境目からかいて,大きなペン先や塗りつぶしで訂正します。小さなゴミが残らないようにします。 訂正の様子を見せて,児童に伝えます。 「はっぴょう名人」は,「1」と「2」で保存方法に違いがあることが分かりました。 ホームページと平行作成を背景に置き,検討してみました。 ◎ 単独保存の「2」 「1」は,画像のフォルダを作成します。「2」は,画像情報などを含んで一つのファイルに 単独で保存します。1は,ホームページのHTMLのように画像にリンクしています から,絵をかいて,登録した名前で保存するとそのまま利用できます。 ◎ ホームページとの平行作成 素材の絵を用意してリンクした名前で保存すると,ホームページの絵は貼り付けられ 言葉を書き込めば完成です。絵もページの編集も「送る」操作だけでできます。 「○○フォルダの△△フォルダの□□ファイル」などのファイル操作が不要です。 ◎ 画像フォルダを整理する「1」 HTMLファイルを絵と同じフォルダに入れておくといつの間にか消えていました。おそらく「はっぴょう名人1」が絵の保存フォルダを整理して,必要な ファイルだけに整理しているようです。そのため,HTMLファイルは,絵の保存フォルダではない場所に置きます。そして,絵のフォルダ名をつけてリンクし ます。 ◎ 保存方法やタブレットの設定をユーザーに 単独保存するか,フォルダに保存するかをユーザに選択させてもらいたものです。「1」形式も「2」で読み込めます。ただ,再度保存するときは,「2」の 単独形式になります。 改良版「2」は,より使いやすくなっているため,できれば使いたいのですが,子供たちの操作の簡易さには変えられません。 タブレットの筆圧感知をするかどうかも,ユーザーで設定したいものです。細かな改良がされているので「ペイント2」が 使いたいわけですが,小学生に(低学年は特に)タブレットの筆圧感知は使い切れません。 ◎ 「1」の採用 ホームページとの平行作成には,「1」がべんりです。素材の絵をかいたら,「はっぴょう名人」の絵も貼りついています。それが「2」では,ネットワーク からフォルダをたどっていくことになります。 「スマイル2」の中に「1」を入れるには,「はっぴょう名人2」のフォルダの名前”Happy”を"Happy2"などに変えて,「1」の "Happy"をコピーします。 今のところ「送る」からの操作ではうまくいっていますが,今後課題が見つかるかもしれません。 「はっぴょう名人」の研修を受けました。作業の流れが分かりやすいメニューに なっていて,児童にも使いやすいプレゼンテーションソフトだと思います。 ◎ 作業の流れ 台紙を選び,画像や文字を配置します。見本を利用すると簡単に見栄えのする作品が できます。音や場面切り換えの効果を演出できます。 ◎ 素材の準備 お絵かきのスタンプは,短時間に見栄えのある作品を作ることができます。 反面,個性が目立たなくなり,同じような作品になりがちです。 やはり,児童自身のかいた絵は,それぞれが個性的でほほえましいです。 「はっぴょう名人」を使うときも,児童自身が用意した素材が重要になります。 台本で流れができたら,お絵かきや撮影で児童自身の素材づくりの時間を確保したい ものです。 ◎ 修飾と配置 台紙は,背景を多くの見本や色から選ぶことができます。素材や文字は自由に配置する ことができます。また,わくの飾りや色なども工夫できます。題字も目立つ模様として 作成できます。 応用として,年賀状やポーター作りに活躍しそうです。 ◎ 手軽なプレゼンテーション プレゼンテーションも簡単にできます。研修会などの提案では,実用性もあり 十分な機能を持っています。動画や文字の出し方など細かな演出効果にこだわる場合は 本格的なプレゼンテーションが必要です。 また,写真中心のスライドでは,ViXのような画像閲覧ソフトの出番です。発表する 画像を集めて,名前の前に提示順の番号を入れるだけです。表題は,お絵かきソフトで 準備します。 情報研修会を前にして,教師に必要な技量がどのくらい要求されるか, 考えてみました。目安として「デジカメのファイルを取り込んで,意図的に保存・ 管理し,必要に応じて,印刷や加工ができる」というのはどうでしょう。 ◎ ファイルを取り込む デジカメのファイルを保存するためには,カメラからUSBを通して, メモリからPCカードやアダプタ経由でコンピュータに取り込みます。 そのためには,これらの機器の操作が必要です。 ◎ 保存と管理 保存するためには,ファイルの基本操作「コピー,切り取り,貼り付け」が 要求されます。管理するためには,入れ物のフォルダの構成を理解し,整理しやすい ようにフォルダを作って配置したり,名前を変えたりする必要があります。 ◎ 印刷 印刷するためは,画質,大きさ,用紙の種類などを決める必要があります。 中には,リサイズすると小さく印刷されると誤解される場合があります。 またスマイルペイントでは,「スタイル」で「用紙に合わせる」をせずに 小さく印刷して途方に暮れる場合もあります。実際,印刷時のトラブルが多いです。 ◎ 加工 ホームページやプレゼンテーションに活用するためには,写真を「リサイズ, トリミング,回転」などの加工が必要です。 このように,機器やソフトの扱い,ファイルやフォルダの操作ができれば,コンピュータを活用した 学習を実施することができます。また,ハードディスクやLANを利用して,情報の蓄積や活用が できます。 情報研修会を計画しました。7月は,先生方の個別の課題,8月は,2学期の 学習の予習とViXとファイル操作です。 ◎ 個別の課題 先生方にアンケートを取りました。 ・パソコン入門 ・ワード,エクセル,パワーポイントの使い方 ・学級だよりの作り方 ・名簿の作り方 いろいろな課題が出ましたが,一度に説明するわけにいきません。 ◎ 研修について 研修する手順は,希望するものを作って,出てきた問題を教え合う ことにしました。私も,ワードやエクセルの分厚い説明書を用意して 表の移動の仕方や矢印の書き方などに対応しました。パソコンの操作に慣れた先生が積極的に助言をされていました。 ◎ 成果 入門者も多く,時間の割にはなかなか作品が完成しませんでしたが, 研修のためにパソコンを購入された方もいて,熱心でした。2学期の おたよりに取りかかれるので,一石二鳥の方もおられました。 ジャストスマイル2が届きました。いろいろと改良が加えられているようです。 ◎ ワープロファイルの大きさ 以前のスマイルは,写真や図を貼り付けると50キロバイトほどの画像でも, 文書は,すぐに1メガバイトを越えていました。理由は,画像を展開したまま 圧縮せずにファイルにしているからでしょう。 新しいスマイルのワープロを試してみると,画像の大きさとほとんど同じ でした。圧縮がされているようです。 ただし,古い一太郎ライトでは,絵が開けませんでした。 ◎ ペイント 新しいペイントは,レイヤーが追加されただけでなく,道具や カラーパレットの位置が決まっていて使いやすいです。 ただし,タブレットをつないでいると,筆圧で線の幅がかわります。 このように,タブレットに対応したのは改良かもしれませんが,児童が かくには,大変使いづらい機能です。 しかたがないので,古いペイントを複写して,これを使っています。 「sedto」で送ると, 古いペイントは, 小さい状態でひらくので, そのたびに最大化をすることになります。それでも, 筆圧に力加減の いらない古いペイントの方がずっと使いやすいです。 ◎ ファイル管理 児童一人一人に個別のフォルダを用意してくれます。 でも,ここまで分けると帰って使いにくい場合が多くなります。 個別でなく,作品ごとにフォルダを用意すると,ViXで一斉に見ることが できます。とても好評です。児童も書いた後すぐに,自分や友だちの絵を見ていました。 ViXでアルバム印刷すると,作品が一覧できる掲示物になります。 ◎ キーポー練習 基本的には同じ内容です。こまかな速さ調整ができたり, 「ばんばんバーン」のレベル1ではabcのヒントがでたりと 小さな改良がされています。 「基本練習」と「ばんばんバーン」のギャップはやはり大きすぎます。 いきなり出題のいん石が飛んできても,ローマ字表を見るようでは 間に合いません。「じぶんでドリル」などの,指を動かす練習が必要です。 ホームページを作るときは,つぎのような準備をしました。 ・ホームページの本体(htmlファイル)や写真や図を入れるフォルダの作成。 ・説明用,下書き用のプリントの作成 → 例「火おこし」 ・もとになるhtmlファイルの準備 ◎ 説明用プリント 内容は,作業の見通し,グループページでは分担,下書き用の表などです。 項目建ては,大まかでも,初めから終わりまで入れる方がいいようです。 最初の部分だけ入れて,その続きを期待しても,このようなレポートをまとめた 経験のない児童は,すぐに終わってしまいます。 たとえば,つぎのような項目が考えられます。 ・はじめに(概要,動機) ・計画 (具体的な作戦) ・準備 (用意するもの) ・活動 (実際の活動の様子) ・まとめ (わかったこと) ・おわりに(感想) ◎ htmlファイルの準備 たたき台となります。全てフォルダにコピーしておくので,全員に影響を与えます。 自分で作ってみて,より使いやすいファイルを用意したいものです。 ・図や写真の大きさは決めておく。(例 200×150) 大きさをまかせると統一性がなくなることがあります。 ・図や写真に枠を付けておく。 ・文字の入力場所を統一する。(上か中央か) ・小見出しをつけるときば,短く,余計なものはつけない。 ・図や写真に枠を付けておく。 説明のつもりで( )をつけると,そのまま残すことが多い。 ◎ 写真や図の位置 ・写真や図が中心で簡単な説明をつけるときは,左側に写真や図を配置します。 ・項目がはっきりしているときは,左側に項目や説明を配置します。 ・写真や図を左右交互に配置するときは,左右のセルの大きさが同じくらいになります。 ◎ 表の位置と大きさ ・表は,中央に配置します。 ・表の幅は,540ピクセルを多用しています。 B5の用紙にちょうどよく印刷できます。 横にフレームを使っても800ピクセルに収まります。 データをLANで一つのハードディスクに集めます。そのフォルダの構成は,悩みの種です。 ◎ 内容別 (テーマで分ける) (内容) (年組) (グループ) ├ 4osusume ┬ 4n1k ┬ 1group ├ 5iinkai ├ 4n2k ├ 2group ├ 6hiokosi ├ 4n3k ├ 3group ├ 6tuikyu ├ 4n4k ├ ○ 大人にはわかりやすい × ローマ字の苦手な児童にはわかりにくい。(学年の数字をつける) ◎ 所属別 (学年や組で分ける) (学年) (内容) (組,グルーブ) ┌ 1n ┬ 作品 ┬ せん ├ 2n └ 写真 ├ 四角 ├ ┌ 写真 └ まる ├ 6n ┼ hiokosi ┬ 6n1k ┬ 1group ├ └ tuikyu ├ 6n2k ├ 2group ○ 最初に学年が見えるので,分かりやすい。 小さな学校では,「11,12,21,22,31,33,・・・」と直接クラスを見せる。 × 階層が深くなる。 ※ 両者を組み合わせ,低学年は所属から,高学年は内容から 入るのもいいかもしれません。 ◎ クラス名 クラス名に学年をつけています。これは,操作ミスでフォルダがどこかへ行ってしまったときの対策です。児童の作品の名前に「01」「32」などの出席番 号を使いますが,「0201」(1年2組11番)などと学年組があると,迷子になったとき助かります。ただし,児童が長い名前をつけると全角半角が混じっ たり,間違ったりでなかなか思うように行きません。 ◎ ネットワーク用のハードディスク コンピュータなしでLANに接続てきるハードディスクを使っています。 ドリルやhtmlの編集には十分の能力がありそうです。一度に写真を取りに行く等,大きなデータを一度に要求されるときが心配ですが,止まることはない と思います。 |