画像の編集(ViX)

 ViXは,画像の編集全般に役立ちます。(お絵かきを除く)

◎ 画像形式の比較表

形式

 PNG
(ピング)

 JPG
(ジェイペグ)

 GIF
(ジフ)

 BMP
(ビットマップ) 

主用途

 図  写真  図

Windows表示

色数

 2色~フルカラー  2色~フルカラー  256色

2色フルカラー

圧縮

 有(圧縮レベル)  有(画質で調整)  有  なし

ViX

 編集 可  編集 可  表示のみ  編集 可

Web

 掲載 可  掲載 可  掲載 可 (特許問題)  不可 (通常)



多色
 2KB

多色
 2KB

多色
 5KB(劣化顕著)


(非圧縮)
51KB




 1KB (256色)


 2KB(画質:10)


 2KB (256色)


(256色)

14KB

写真

写真
14KB (256色)

写真
7KB(フルカラー)

写真
9KB (256色)

 (256色)
16KB

(フルカラー)
45KB(BMP)
31KB(png)

 

 

 


◎ 画像形式(絵の種類)
○ PNG(2色~フルカラー)ピング
 図の表示が得意です。
 比較的新しい画像形式です。
 特許と関係なく,ViXで自由に閲覧や保存ができます。
 図の減量は,減色が有効です。

○ JPG(フルカラー)ジェイペグ
 写真が得意です。ほとんどのデジカメの保存形式です。
 ViXで使えます。
 リサイズと画質で減量します。(実用画質:50~85) 比較例の画質「10」は極端です。

○ GIF(256色)ジフ
 図の表示が得意です。
 歴史がある画像形式ですが,最近まで特許で制限されていました。
 ViXでは,保存できません。閲覧も時間がかかります。
 図の減量は,減色が有効です。

○ BMP(2色~フルカラー)ビットマップ
 Windowsで標準表示形式です。
 無圧縮なので容量がかさみます。

 

 

 


◎ 色数

○ 2色 モノクロ(線画)

○ 4・8・16色(図)

○ 256色(図) 細かな点で色をまぜると,カラー写真も表現できます。

○ フルカラー(トルーカラー) 16,777,216色(写真) 人間の目が識別できる限度を越える色数

 

 

 

◇ 減色 図のダイエットには減色が効果的です。

 ホームページに子ども達の作品を載せようとしはじたころ,絵や図のリサイズに苦労しました。
◎ ViXで減色
 ViXで減色しても,期待通りに小さくならない場合がありました。写真ならあんなに小さくなるのだから,おかしいと思いました。
◎ ペイントソフトで減色
 ペイントソフトで絵(図)を開いてみると中間の色がいっぱい入っていました。案内の地図を扱ったときは,スキャナから取り込みましたから,色数も多く減色しても期待通りの色がなかなかでません。
 そこで,ペイントソフトで塗りつぶしました。同じ色にしていくと,比例してファイルサイズも小さくなります。290×286の図にほぼ一日を費やしました。
◎ D-pixed
 gif形式が専門のお絵かきソフトD-pixedを使って,次のようなことを知りました。
・同じ色に見えても違う名前の色がある。
・同じ名前の色なら,並んでなくても一度に別の色に設定できる。
 (ペイントソフトは,並んでないと塗りつぶしができない。)
・色を同じにすると,同じ名前の色として統合できる。
・色パレットの並びで減色の色が決まる。
 D-pixedを使うと,ペイントフソトの何十倍も速くできました。
 D-pixedは,png用のソフトを加えると,png形式にも使えます。
 (まずgifで保存した後pngで保存しないと止まる場合があります。)
 Ver2.17は,png専用になっいました。
◎ ViXでできないの?
 D-pixedで小さくできることがViXでできなのは,仕様の限界かなと思いこんでいました。今回の子どもたちの絵400枚あまりをD-pixedで減色しました。絵によっな違いますが一枚数分として,30時間くらいかかりました。
◎ Vixで再挑戦
 もしかして単純な設定にすれば,写真のように簡単に小さくできるのではないかと,ViXで挑戦してみました。

 

 

・リサイズを「単純拡大縮小」
・減色を「誤差拡散の方法」を「なし」
 この二点で,中間色を入れないようにします。
・「パレット選定の方法」を「自動(多い色)から」
 輪郭線の色と似た塗りの色を分けることができます。
 面積の広い色から色を選ぶとマニュアル時の修正も楽です。
・「インターレス」=「No」
 チックを入れると,想像以上に大きくなりました。
・「圧縮レベル」=「9」
 これで,D-pixedだど3キロバイト平均が1キロバイトくらいになりました。
◎ 総合変換で効率化
 「総合変換」を使うと,効率化できます。フォルダの構成で,絵が分散しているのであっと言う間とはいきませんが,30時間が3時間ほどになりました。

dsp

 


○ 詳細モード(字)
 多くのファイルが扱いやすいモードです。

詳細モード

 


○ カタログ一覧モード(絵+字)
 写真取込で,画像と日付が確認できます。

カタログ一覧モード

 

 


○ 画像ウィンドウ
 一枚の画像を大きく表示して,個別に編集できます。

画像ウィンドウ

 

 


○ ビュー

  「フォルダ ビュー」 階層の位置関係の理解が容易です。
  (注意! 誤ってドラッグするとフォルダが移動します。)
  「パーソナル ビュー」 データファイルを開くソフトが選べます。
  (表示されないときは,「表示」「ビュー」で出せます。)

ビュー

画像ウィンドウ

○ 画像

閲覧(一覧,個別)
編集(トリミング,リサイズ,減色,明るさ・カラー,色調変換,回転,反転,連結
総合変換
印刷(個別,一斉,アルバム)
html化

○ ファイラ

ファイルやフォルダのコピー・切り取り,貼り付け(デジカメ写真の取り込み)
ファイルやフォルダの名前変更(連番)
フォルダの作成
ソフトを開く
パーソナルビューでソフトを選んでデータを開く

○ スライドショー

プレゼンテーション

○ 設定

起動
その他