「文字入力」の基礎練習

 タッチタイプの習得を目指して指導します。
 はじめに「じぶんでドリル」で学習します。仕上げに,スマイルなどのゲーム形式のタイピングソフトで練習します。

1 「ABC練習(1)(2)」 3年3学期(4年1学期)
 ホームポジション・指の動かし方などの基本的な知識を伝えます。
 2時間目からは,手元を紙などでかくして練習します。
 ローマ字の知識がなくても練習できます。(ローマ字の習得はあまり期待できません。)
2 「ローマ字入力(1)(2)」4~6年1学期
 基本的な母音(あいうえお)や子音+母音(かさたなはまやらわがざだばぱ)の練習です。
 同じ音が重なるので,ホームポジションを忘れる傾向があります。
3 「ローマ字入力テスト」4~6年1学期
 ローマ字入力の習熟度を確かめます。
 任意の文字で1分間に40字まで出題されます。
 途中で止まる児童は「ローマ字入力(1)」にもどります。
 2回目の復習で,ほとんどの児童がタッチタイプを習得します。
4 ゲーム形式のタイピングソフト
 ゲームに熱中するあまり,タッチタイプを忘れて,つい見てしまう傾向があります。
 手元をかくすしての練習を大事にします。

 3年間繰り返すと,大半の児童がゆっくりでもタッチタイプができるようになります。
 どうしても,見てしまう児童には,50音表での入力を勧めます。