【じぶんでドリル(JD)】 学年を越えた学習が自分できるように, ドリルを用意しました。 算数を中心に数十種の単元があり, 一人一人の記録を残します。 1つの単元には32の課題があり, 自分で選んで学習を進めます。 合格するごとに★がふえて, 32個の★の輪で単元が終了します。 個人学習と共に, 二人でみんなで交代で,提示用にも活用できます。 LANのある環境では,記録ファイルとソフト本体を共有できます。
1. 準備 「じぶんでドリル」の「実践版」のjd.zipをダウンロードします。 使いやすいように,画面(ディスクトップ)に「じぶんでドリル.exe」のアイコンを登録します。 自分の学習だと自覚させ, 学習の意欲づけをするため児童名を登録できます。 より便利に学習するため, 記録ファイルやプログラム本体を共有設定します。
1.1. インストール 1 jd.zipを解凍 「実践版」の「jd.zip」をダウンロードし,解凍します。 「jdフォルダ」をCドライブに貼り付けます。 2「じぶんでドリル.exe」を実行します。 「エクスプローラ」などで「jdフォルダ」を開きます。 「じぶんでドリル.exe」を実行。(Wクリック,クリック+エンターキー) ※ アンインストール じぶんでドリルをフォルダごと削除します。
1.1.1. 「エクスプローラ」 「エクスプローラ」の詳細表示が便利です。 Windowsでは, さまざまな起動法が用意されています。 ○「マイコンピュータ」や「スタート」を右クリックします。 メニューから「エクスプローラ」を左クリックします。 「エクスプローラ」が起動します。 ○「スタート」→「プログラム」→「エクスプローラ」 ○「ウインドウズ」キーを押しながら 「E」をおしても起動できます。
1.1.2. 記録ファイルの共有 Cドライブの「jdフォルダ」に設定ファイル「menu.ini」があります。 記録ファイルをDドライブやネットワーク先に設定できます。 (jdフォルダごと移動して,「menu.ini」の01, 02を変更します。)
1.1.3. 解凍後の説明 「じぶんでドリル」のjdフォルダをCドライブに設定しました。 「じぶんでドリル.exe」が本体です。 ○ 「じぶんでドリル.exe」のショートカットを画面に張り付けると, だれでも楽に起動できます。 ○ jd\name.txt に児童名を入れると, 意欲が高まります。 詳しくは, 「準備/名前の登録」をごらんください。 ○ ネットワーク環境では,共有フォルダの中に設定すると, ハードディスクが無駄になりませんし, プログラムの変更が一カ所で済みます。 詳しくは, 「準備/設定/ネットワークの活用」をごらんください。
1.1.4. アンインストール フォルダ"Jd"を削除してください。 学習記録や動作情報の全てが削除されます。 レジストリなどの書き込みはしていません。
1.2. 設定 標準では,CドライブのJdフォルダで動作します。 プログラム本体や記録ファイルは,自由に移動できます。 LANでプログラム本体や記録ファイルを共有できます。 その場所を設定ファイルに記録します。 (設定ファイルは,各コンピュータに必要です。)
1.2.1. 設定ファイルについて 設定ファイルで,記録やドリル本体の場所などを設定します。 ※ ネットワーク使用時も,1台1台のコンピュータに設定します。 ○ 役割 主に,問題,記録ファイルの場所の指定をします。 (学年,組,単元などの情報も書き込まれます。) ○ 名前 "menu.ini"です。ダブルクリックするとメモ帳に開きます。 ○ 場所 標準では,"c:\jd" にあります。 ○ 変更の注意 "="の次から変更します。(数字や"="は変更しません)
1.2.1.1. 設定内容 [基本設定] 01記録=c:\jd ←記録ファイルの場所 02問題=c:\jd ←問題ファイルの場所 03年=1 ←学習している学年 04組=1 ←学習している組 05組mx=20 ←使用できる最大学級数 06番= 08MODE=学校n ←(動作モード 学校nに固定) [動作設定] 01個人名=みなみさん ←(個人モードの学習者名 個人モード廃止) 02[学習年]=1 03単元No=1 1 21 41 61 81101121 ←学習内容の記録 04[表題]=なんばんめ (最新,1年,2年,3年,4年,5年,6年) 05[ファイル]=BAN1 06[モード]=0 07目次(有,無,選)=有 ←(目次の表示 有に固定) 08名前(有,無)=無 ←前回の学習者名の表示の有無 09表示(M,W, )= ←「きろく」の表示順 (現在の" "は男女混合) 10= 11年組(有,無)表示=有 ←(起動時,学年組の選択 有に固定) - - - - ※ 「数字[ ]」は, 未使用です。
1.2.1.2. 設定例 設定ファイルは,1台1台のコンピュータに設定します。 主に,問題,記録ファイルの場所の指定をします。 基本(記録,問題ファイルともCドライブのjdフォルダに) 01記録=c:\jd ←Cドライブのjdフォルダに 02問題=c:\jd ←Cドライブのjdフォルダに 例1(記録,問題ファイルともDドライブのjdフォルダに) 01記録=d:\jd ←Cドライブのjdフォルダに 02問題=d:\jd ←Cドライブのjdフォルダに ※ Cドライブ以外に設定するとき 例2 (ネットワークの共有フォルダに設定) 01記録=\\共有フォルダ\jd ←共有先のjdフォルダに 02問題=\\共有フォルダ\jd ←共有先のjdフォルダに ※ 問題ファイルを共有すると,バージョンアップにらくです。 例3 (共有しているコンピュータ20に設定) 01記録=\\20\jd ←共有先のjdフォルダに 02問題=\\20\jd ←共有先のjdフォルダに ※ 1台をサーバー代わりにします。 例4 (記録だけをコンピュータ20の"d:\jd"に設定) 01記録=\\20\d\jd 02問題=c:\jd ※ 問題ファイルの共有が不調なとき
1.2.1.3. 注意 プログラム本体を"My Documents"など空白を含む名前のフォルダに移動すると 音声の再生などに問題が生じることがあります。 例 02問題=c:\My Documents¥jd
1.2.2. ネットワークの活用 ネットワークで共有すると,便利です。 ※ 共有先が故障すると,全てに支障が出ます。 ○ データファイルが共有できます。→どのコンピュータでも学習可能 1台1台のコンピュータに記録ファイルを設定すると, いつも同じコンピュータで学習することになります。 ○ ソフトのプログラムも共有できます。→ソフトのバージョンアップが簡単 1台1台のコンピュータには,小さな設定ファイル"menu.ini"(1kバイト以下) とboxフェルダの音声データをおくだけです。
1.3. アイコン(ショートカット)の設定 使いやすくするため, エクスプローラなどで"じぶんでドリル.exe"を 指定して,「ショートカット」を作成し,ディスクトップに置きます。 ○ ディスクトップにショートカットを作成 (本体) (1) 「エクスプローラ」か「マイコンピュータ」を起動します。 (2) フォルダを開いて"じぶんでドリル.exe"を表示させます。 (3) 右(左でなく)クリックしてメニュー「送る」「ディスクトップ」をクリックします。 ○ ディスクトップにショートカットを作成 (ネットワーク先) ※ ネットワークを通してアイコンを設定すると, 「じぶんでドリル」本体と学習記録を共有できます。 (1) 「エクスプローラ」か「ネットワークコンピュータ」でネットワークに つなぎます。 (2) ネッワークから"じぶんでドリル.exe"のある共有先につなぎます。 (3) 右(左でなく)クリックしてメニュー「送る」「ディスクトップ」をクリックします。 ※ 設定ファイル"menu.ini"の準備。 (1) CかDドライブに"Jd"フォルダを作成します。 (2) 共有先から"menu.ini"と"Box"フォルダ(音声データ)をコピーします。 (3) "menu.ini"に共有先の情報を下の例のよにうに設定します。 01記録=\\共有フォルダ\jd 02問題=\\共有フォルダ\jd
1.4. 名前の登録 名前ファイルに,児童名や特別な制限時間を記録します。 ○ 役割 主に,児童名を記録します。 (特に必要な児童の制限時間を設定します。) ○ 名前 "name.rf"です。テキストファイル"name.txt"で編集できます。 ○ 場所 "jd"フォルダにあります。(標準では,"c:\jd") ○ 登録 "name.txt"を「メモ帳」などで呼び出して編集し登録ます。 ○ 形式 ランダムファイルとして保存します。 ○ 内容 児童名を49名まで登録できます。 ・年組番「60203=」の次に名前を入れます。 ・8文字まで表示されます。 ・「くん,さん」付きでお願いします。 ○ 延長 名前のすぐ後に, 制限時間の延長を秒単位で入れます。 (標準の制限時間は,120秒(2分)です。) 例 「+600」半角で, 最大600秒(10分)までで, 合計720秒になります。 ※ 通常, 延長時間を設定する必要はありません。
1.4.1. 名前ファイルの内容 (名前ファイル"NAME.txt"の例) 年組番 名前(8字)+延長時間(半角) 10101=やのくん 記号や数字は,全角でも半角でも可。 10102=にしくん 10103=みなみくん 10104=せのさん 10105=なかのさん ← 名前は,「ひらがな」でも「漢字」でも可。 10106=あきくん 8文字まで,表示されます。 10107=なかくん 「くん」「さん」がつけて。男女混合でも可。 10108=さえきくん 10109=さとうくん 男女を分けるときは,どちらかの出席番号に"20"を足して, 10110=くまのさん 同じ番号がないようにします。 10111=かいたさん 10112=広島くん 「年組番」対応して学習者の番号が決まります。 10113=山口さん 10114=岡山さん+180 ← 名前の後に"+180"(半角)をつけると, 10115=島根さん 学習時間が180秒延長します。 10116=鳥取さん つけないと120秒です。180秒と合わせて300秒(5分) 10117=熊本くん 最大600秒以内に 10118=福岡くん 10119=長崎くん 10149=北海道くん ← 1組49人まで有効 ・・・・・・ 20101=かめさん 名前がないときは「○ばんさん」で表示 20102=うさぎさん 1組から組単位で並びます。 20103=わにくん 1年1組~6年1組 → 1年2組~6年2組 → 1年3組~6年3組 20104=さるくん ・・・・・・ ・・・・・・ ※ ワープロや表計算のデータをコピーして,メモ帳などでテキストとして 貼り付けると,データが再利用できます。 ※ 持ち上がりの学年は,「年組」を変えるだけで使えます。 クラス替えがある学年は,NAME.txtから学年のデータをコピーし, 表計算に貼り付けて,新しいクラスで並べ替えると,更新が楽です。
1.4.2. 名前の登録(先生) 名前が表示されると,学習意欲が高まります。 名前がなくても「○ばんさん」で学習できます。 児童が自分で入力することもできます。 ○ 手順 ・ランダムファイルをテキストファイルに変換する。 ・テキストファイル"name.txt"を編集する。 ・テキストファイルをランダムファイルに変換する。 1「じぶんでドリル」の「補助」を起動 「じぶんでドリル」→任意の「学年組」→任意の「単元」→「99」 (例 「じぶんでドリル」→「1年1組」→「いくつ」→「99」) →「記録画面」→「+-」→パスワード「jd」→「補助画面」 2 ランダムファイルをテキストファイルに変換 →「3 記録整理」→「3 名前記録」→「2:rf→txt」 →「名前記録をテキストname.txtに出力」→「5:実行」 3 "NAME.txt"を開く "Jd"ホルダーから"NAME.txt"を開きます。 (1)エクスプローラやマイコンピュータから"NAME.txt"を開けます。 (2)標準では,「Cドライブ jdフォルダ」に"NAME.txt"があります。 (LANを使っているときは, 設定の"Jd"フォルダーにあります。) (3) "NAME.txt"をダブルクリックすると開きます。 「メモ帳」が起動し,"NAME.txt"の編集ができます。 4「名前」の書き込み (1) 初めに,学年と組を入れます。 例「30102=」 (「3」が学年,「01」が組,「02」が番号) (2) 名前を入れます。 例「30102=矢野くん」 ・「年組番」が「学習者の番号」になります。 ・名前は,8文字まで表示されます。 ・49人まで, 表示されます。 ・名前データがないときは「○ばんさん」と表示されます。 ※ 男女別の番号では, 一方に20を足して, 31番からにします。 21人以上では, 31~49番に割り振ります。 (3) 次の組のデータを同様にして入れます。 (4) 入力が終わったら,ファイルを上書きで保存します。 5 ランダムファイルに登録します。 (1) 補助画面を起動する。 (2) テキストファイルをランダムファイルに変換します。 →「3 記録整理」→「3 名前記録」→「1:txt→rf」 →「名前記録をテキストname.txtから入力」→「5:実行」
1.4.3. 自分で登録(児童) 学習中に自分で登録できます。 ソフソキーボードを利用すると,3年生以上で無理なく登録できます。 40人が同時に作業できます。 1「じぶんでドリル」を起動します。 2「学年,組」を入れて,「実行」します。(「エンターキー」) 3「もくじ」から任意の単元を「実行」します。 4 じぶんの番号を入れます。(クラスの中で重ならないこと) 5 問題選択画面で「88」「実行」します。 6 日本語で,名前を入れて,「実行」します。(○○くん,○○さん) ※ 8文字まで表示されます。 ※ 苦手な児童にはソフトキーボードを活用してください。 7「OK」 8 登録されます。
2. 学習の流れ(使い方) 1 準 備 児童名を入れると,学習意欲が高まります。 2 起 動 「自分でドリル」を起動します。(エクスプローラなどから) ショートカットを用意すると便利です。 3 キー操作(マウスは使いません) ○ 基本:数字(式)のキーの次にエンターキーを押します。 ○ 訂正:何度か押し続けると, 再入力になります。 文字キー("Back space","←"など)でも。 4 学年組 自分の学年と組を指定します。 5 目 次 学習する単元を選びます。 「矢印キー」+「エンターキー」 学習する学年を変えるときは,「←→キー」 (学年組を変えるときは, 「0」か「↑キー」を押します。) 6 表 題 学習者の番号を指定します。 次の番号では, 「66」 個人学習(学習者が同じときに) 「77」 指導編(一斉指導や問題提示に) 記録は残りません。 「88」 氏名変更 記録表示(グラフ)。(同時に学習時間や回数の集計を記録) 7 問題選択 32の問題の中から選びます。 「33」 じぶんにちょうせん33もいくつかあります。 「44」 ルーレットのように,任意に出題されます。 順番に学習する「タイピング」などには向きません。 8 学習時間 制限時間は,約2分です。個別に延長できます。 不合格で1割ずつ2倍まで延長します。合格で2分まで短縮されます。 個別に延長できます。→「名前の登録」 9 停 止 止めるときは, 右上の「×」をクリックします。 10 設 定 "jd95.ini"で設定します。ソフトや記録ファイルの場所を設定します。 ダブルクリックすると,メモ帳に入ります。
2.1. 別単元の同時学習 ○ Windowsでは, 同じソフトを複数動かすことができます。 それぞれ別の単元を学習することができました。
2.2. ヒント(説明) 学習の説明(F1) もくじから「学年組」を変更するとき 一人だけで学習するとき(学習者の番号入力を省く) 制限時間を個別に長くするとき 複数の児童が別の単元を学習するとき 累積記録の見方
2.2.1. 学習の説明(F1) 各単元でファンクションキー(F1)を押すと,簡単な説明が表示されます。
2.2.2. もくじから「学年組」を変更するとき 起動時に「学年組」の変更ができます。 「もくじ」で「0」を選んで変更できます。
2.2.3. 個人での学習 一人だけで学習するとき,「学習者の番号」の入力を省くことができます。 番号の入力画面では,「66」を入れるて自分の番号を入れると 以後番号入力なしで継続して学習できます。
2.2.4. 制限時間の延長 制限時間は, 2分を原則としています。 制限時間を個別に長くするときは,名前登録時に,半角で 延長時間を秒単位入れます。(600秒まで) 例「+300」
2.2.5. 複数児童が別の単元を学習 複数の児童が別の単元を学習するときは,二つ目の「じぶんでドリル」を 起動させて同時に学習することができました。
2.2.6. 累積記録の見方 「番号」の入力時に「99」を実行すると 学習の様子が,到達順にグラフに表されます。 「0」で終了させると,その時点までの,各自の記録がクラスとして 集計されます。 「jd/Rec/○N○.txt」に次の例のような記録が残されます。 01/05/13 10:03 5年 1組 837回 297分 / 5年 ABC練習(1) 01/05/13 11:36 5年 1組 44回 21分 / 5年 ABC練習(2) (記録の日時 学年 組 回数 回数 学習学年 単元名)
3. 学習の内容
3.1. 1年生の学習 〔名 前〕 〔内容例〕 1 いくつ 数と図形の対応 2 なんばんめ すいか,ぶどうなどの図を選ぶ 3 100までのすう 数直線,虫食いなど 4 いくつといくつ 図をカーソル・キーで分ける 5 たしざん(1) +キーで絵がふえる 6 たしざん(2) 繰り上がりの様子を図示 7 ひきざん(1) ひく数だけの絵が移動する 8 ひきざん(2) 繰り下がりの様子を図示 9 たしざんとひきざん 2けたのたし算ひき算の練習 10 (とけい1年) ○時,○時30分 11 かん字1年生 1年生の漢字の読み,画数など
3.2. 2年生の学習 〔名 前〕 〔内容例〕 1 1000までのすう 数直線を重ねて表現 2 ながさ(1) cmとmmの関係をものさしの図で表現 3 ながさ(2) cmとmの関係を数直線で図示 4 たしざんのひっさん 計算の手順に従って図示 5 ひきざんのひっさん 〃 6 10000 までのかず 漢字を数字に 7 大きな数のたしざん 計算の手順に従って図示 8 大きな数のひきざん 〃 9 とけい(2年) ○時○分, 時計合わせ 10 かけざん(1) 2,5の段の九九,考え方 11 かけざん(2) 3~7の段の九九 12 かけざん(3) 8,9の段の九九,九九の表
3.3. 3年生の学習 〔名 前〕 〔内容例〕 1 かけ算(3年生) 細かな誤答記録を基に九九の学習を 2 かけ算のひっ算 実際の筆算に近い考えで学習 3 時間と時刻 時計の動作をイメージ化 4 わり算(1) 割算の基本的考え方を図示 5 大きな数 数の構造の理解を促す 6 たし算とひき算 加減算の筆算の練習 7 ひょうとグラフ 資料の収集とグラフ化 8 水のかさ l とdlの関係を動画的に表現 9 わり算のひっ算 割り算の筆算の練習 10 長さと重さ 長さ,重さの単位を 11 2 けたのかけ算1 かけ算の筆算の考え方と練習 12 2 けたのかけ算2 大きな数のかけ算の筆算の考え方と練 13 漢字3年生 3年生の漢字の読み,部首,画数など 14 かた手かな(1) 子音,母音の2つのキーでかな入力 15 かた手かな(2) 基本練習2
3.4. 4年生の学習 〔名 前〕 〔内容例〕 1 整数のかけ算 筆算の考え方を練習していく 2 大きな数 兆までの数。漢字→数字,数直線,大 3 がい数 四捨五入,概数, 棒グラフ, 切上げ 4 整数のわり算 除数が2桁の割り算,きまり 5 式のつかい方 文字式の代わりに□などで学習 6 式と計算 四則( )を含む計算の順序を練習 7 面 積 基本図形の面積,単位の換算など 8 小 数 小数を長さやかさで理解 9 小数のたし算ひき算 小数の理解を水の量や広さで補助 10 小数のかけ算わり算 筆算の基本,小数点の位置を学習 11 分 数 (1) 長さや量を分割して分数の理解を促す 12 分 数 (2) 分数を量や広さで理解,数直線,加減 13 かた手かな練習 応用練習
3.5. 5年生の学習 〔名 前〕 〔内容例〕 1 小 数 回答を直線の長さで示す 2 分 数 帯グラフのような図でイメージ化 3 図形の面積 図示される形の面積を求めます 4 体積と容積 立体的な図形で図示 5 円と正多角形 複雑な計算も電卓形式の入力で 6 文字と式 x,y を含む式を図形基に解きます。 7 県 名 地方,県,県庁所在地などを番号で答えます。 8 漢字5年(1) 5年生1学期の漢字の読み,部首,画数など 9 ABC練習(1) タイピング練習ABC 10 ABC練習(2) 応用
3.6. 6年生の学習 〔名 前〕 〔内容例〕 1 倍数と約数 最小公倍数を数直線の重なりで図示 2 分数のたし算とひき算2本の帯で通分を説明 3 分数のかけざん カーソル・キーで分母,分子を選択して回答 4 分数のわりざん 〃 5 分数の計算(1) 分数 3口のかけ算, 割り算 6 分数の計算(2) 時間と分の換算 7 単位当たりの考え 提示された平均になるように回答します。 8 割合とグラフ 図示される問題を電卓で計算 9 比 図示された量を比で回答します。 10 比例と反比例 比例, 反比例のグラフから式を求めます 11 立体の表面積と体積 図示された立体を電卓で回答します。 12 (並べ方組み合わせ方)組み合わせを樹系図で表現 13 (メートル法のしくみ)単位換算表のイメージ 14 漢字6年生 6年生の漢字の読み,部首,画数など 15 歴史クイズ 年表, 間違い探し 16 ローマ字練習(1) ローマ字の基本練習 17 ローマ字練習(2) 基本練習2
4. 記録ファイル 1組49人まで,6学年全体で120組分まで記録できます。 3年生のかけ算は,誤答情報を別のファイルに記録します。 クラスの記録「99」を表示するたびに,累計記録が残ります。 児童向けの記録は, 学習者番号「99」で表示されます。 教師向けの記録は, 児童向けの記録を表示後, 補「+-」エンターです。 (パスワードは, 小文字で"jd"です。) ※ 学習中は教師向けの操作はしないでください。(記録エラーの恐れ)
4.1. 学習記録 ○ 児童向け ・ 学習記録は,32個までの★の数で表示されます。 ・「99」で,クラスの様子がグラフで表示されます。 (この時,児童の学習回数と時間が累計されます。) ・「かけ算(3年生生)」では,九九の各自の誤答の回数が 細かく表示され,自分の苦手な九九を診断できます。 ○ 教師向け ・個人記録 学習回数(成功,失敗)と時間が記録されます。 ・クラスの累計は,"jd/rec"の"1n1.txt"(テキスト形式)に記録されます。 (「99」でグラフ表示したときに,累計します。)
4.2. 補助 ○ 機能 ・学習記録の閲覧,集計,訂正,消去ができます。 ・名前記録の閲覧やテキストファイルとのデータ交換ができます。 ○ 操作 ・矢印キー 学年,組,学習学年・単元の変更 ・数字キー 各種機能の選択(エンターなし)
4.2.1 学級記録 学級の学習記録を単元ごと,各問題,グラフなどで表示します。
4.2.1.1 表(秒正誤) 単元ごとの学習の記録を集計して表示します。 名 前 秒 正 誤 試 例 1番さん 0 0 0 0
4.2.1.2 表(各問題) 単元ごとの学習の記録を問題ごとに表示します。 / 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 try 例 1番さん 11111101000000000000000000000000 15 "1"は合格, "0"は不合格または未学習です。 "try"は「あなたにちょうせん」の記録です。
4.2.1.3 グラフ 合格数を名前順にグラフで表示します。
4.2.1.4 集計(時回) 各単元の合格数を色と数で表示します。 1-9は白色,10-19は黄色,20-29は桃色,30-32は赤色
4.2.2 記録集計
記録を個人,学級,学年,学校で集計します。 4.2.2.1 個人集計 個人の合格数,学習回数・時間を表示します。
4.2.2.2 学級集計 学級の学習回数・時間を表示します。
4.2.2.3 学年集計 学年の学習回数・時間を表示します。
4.2.2.4 学校集計 学校の学習回数・時間を表示します。
4.2.3 記録整理 学習記録の訂正・消去,名前記録の書き込み,読み出しをします。
4.2.3.1 記録訂正 個人の記録を問題ごとに訂正できます。 ( 1)↓↑/ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 try 例 1番さん 11111101000000000000000000000000 15 "/"全て「0」, "*"全て「1」, "-" 「0」に, "+"「1」に, "."挑戦を0に, "5"で実行します。 (学習時間は変更しません。)
4.2.3.2 記録消去 ・1単元(1クラス)ごとに消去します。 ・1単元全てを消去します。 ・全ての記録を消去します。 ("rfnback"フォルダにパックアップします。)
4.2.3.3 名前記録 名前はランダムファイルにあります。 テキストファイルを仲介にして確認,編集ができます。 ・テキストファイルから読み込みます。 ・テキストファイルに書き出します。
4.2.4 設定表示 学習の途中記録,目次情報,名前,設定ファイルの内容などを 表示します。
4.2.4.1 Rec.txt クラスの累計は,"jd/rec"の"1n1.txt"(テキスト形式)に記録されます。 (「99」でグラフ表示したときに,累計します。) 例 01/04/19 07:09 1年 1組 1回 1分 / 3年 かけ算 3年生
4.2.4.2 もくじ 年 教科 通し番号 単元名 ファイル名 例 1 算 1 いくつ SU10 6 国 114 漢字6年生 KANJI6
4.2.4.3 名前 ランダムファイルの児童名を表示します。
4.2.4.4 基本・動作 設定ファイル"menu.ini"を表示します。
5. 説明
5.1. かた手かな入力 アルファベット(ABC)やローマ字の約束を覚えなくても かた手で日本語入力ができるうに,一太郎とmsIMEの ローマ字カスタマイズ機能で準備しました。
5.1.1. 特徴 ローマ字のように子音,母音の順で入力します。 子音と母音を連続した10のキー(5×2段)に割り振りました。 (アルファベットを知らなくても指の位置で入力できます。) 50音の配列で,すべてのかなを2タッチで入力します。 一太郎かmsのIMEがあれば,設定できます。 (一太郎は左右それぞれ,msは左手だけ設定可能です。) (一太郎は,清音+「゛」「゜」も入力できます。) ABCキー練習, ローマ字が不要なため3年生でも習得可能です。 ローマ入力に比べて半分以下の練習で習得できます。
5.1.2. 約束 片手かな入力 SHIP(Singl Hand InPut) ローマ字入力は2打鍵で一文字が原則のため,片手の10のキーで ○ 左手を基本とし,右手は左右対称に (両手入力も登録可能) 「50音順」「清音→中段」「濁音・半濁音→上段」の原則 ○ IMEのローマ字カスタマイズで登録。(一括登録可能) MS-IMEは,左手のかなのみ。ATOK12や松茸は,右手や記号も可能 ATOK12は, 濁音・半濁音の後入力が可能 ○ かな→指の位置で覚える(ローマ字:かな→ローマ字変換→キーの位置) ホームポジションを中心とした指の運びを重視 (英字のタイピングへ発展) -+Q--+W--+E--+R--+T--+---+- |わ |ら行 |や行 |ま行 |は行 | | | | |拗促音| ぱ行| | | -++A-++S-++D-++F-++G-++H-+- |な行 |た行 |さ行 |か行 |あ行 | BS| o| e| u| i| a| --++Z-++X-++C-++V-++B-++--- | | | | | | | | | | | | --+---+---+---+---+---+- [ 左 手 (MS-IME,ATOK12~,松茸) ] | [ 右 手 (ATOK12~,松茸) ] *a *G *i *F *u *D *e *S *o *A| *a *H *i *J *u *K *e *L *o *; あ GG い GF う GD え GS お GA | あ HH い HJ う HK え HL お H; か FG き FF く FD け FS こ FA | か JH き JJ く JK け JL こ J; さ DG し DF す DD せ DS そ DA | さ KH し KJ す KK せ KL そ K; た SG ち SF つ SD て SS と SA | た LH ち LJ つ LK て LL と L; な AG に AF ぬ AD ね AS の AA | な ;H に ;J ぬ ;K ね ;L の ;; は TG ひ TF ふ TD ひ TS ほ TA | は YH ひ YJ ふ YK ひ YL ほ Y; ま RG み RF む RD み RS も RA | ま UH み UJ む UK み UL も U; や EG [,]EF ゆ ED [.]ES よ EA | や IH , IJ ゆ IK . IL よ I; ら WG り WF る WD れ WS ろ WA | ら OH り OJ る OK れ IL ろ I; わ QG ゐ QF QD ゑ QS を QA | わ PH ゐ PJ PK ゑ PL を P; *a *T *i *R *u *E *e *W *o *Q| *a *Y *i *U *u *I *e *O *o *P ぁ GT ぃ GR ぅ GE ぇ GW ぉ GQ | ぁ HY ぃ HU ぅ HI ぇ HO ぉ HP が FT ぎ FR ぐ FE げ FW ご FQ | が JY ぎ JU ぐ JI げ JO ご JP ざ DT じ DR ず DE ぜ DW ぞ DQ | ざ KY じ KU ず KI ぜ KO ぞ LP だ ST ぢ SR づ SE で SW ど SQ | だ LY ぢ LU づ LI で LO ど LP [(]AT [)] AR ん AE AW ん AQ | ( :Y );U ん ;I ;O ん ;P ば TT び TR ぶ TE べ TW ぼ TQ | ば YY び YU ぶ YI べ YO ぼ YP ぱ RT ぴ RR ぷ RE ぺ RW ぽ RQ | ぱ UY ぴ UU ぷ UI ぺ UO ぽ UP ゃ ET [、]ER ゅ EE [。]EW ょ EQ | ゃ IY 、 IU ゅ II 。 IO ょ IP WT [゜]WR っ WE [゛]WW WQ | OY ゜ OU っ OI ゛ OO OP [?]QT [ー]QR ヴ QE [・]QW を QQ | ? PY ー PU ヴ PI ・ PO を PP 「参考」(必要に応じて下段を設定する) きゃFB FV きゅFC FX きょFZ |きゃJN JM きゅJ, J. きょJ/ しゃDB DV しゅDC DX しょDZ |しゃKN KM しゅK, K. しょK/ ぎゃBF VF ぎゅCF XF ぎょZF |ぎゃNJ MJ ぎゅ,J .J ぎょ/J じゃBD VD じゅCD XD じょZD |じゃNK MK じゅ,K .K じょ/K VB[ー]VV [、]VC [。]VX [・]VZ| MN ー MM 、 M, 。 M. ・ M/ [「]CB[」]CV [,]CC [.]CX [/]CZ| 「 ,N 」,M , ,, . ,. / ,/
5.1.3. 設定 片手かな 設定 2k.08.02 〔ATOK12・スマイル〕 「かた手」スタイルをAtok*ホルダーに複写し,スタイルの追加をする。 1 フロッピーよりスタイル「かた手*」の複写 ○ Atok12 /just/Atok12ホルダーに"かた手12.sty"を複写 ○ Atokscl /just/Atoksclホルダーに"かた手s.sty"を複写 ○ Atok13 /just/Atok13ホルダーに"かた手13.sty"を複写 2 スタイルの追加 ATOK*のプロパティ→キー・ローマ字・ 色→スタイル一覧「追加」 (1)「既存のスタイルファイルの追加」にチェック (2)「スタイル名」を「かた手」に (3)「スタイルファイル」を参照で複写した" かた手*.sty" に (4) 閉じる「OK」 〔IME98〕 ユーザー定義を登録 → ユーザーのレジストリーの変更 1 ユーザー定義 (1) IME98 の「プロパティ」を開く (2)「詳細設定」→「ローマ字設定」で一文字変更(例:「あ」のa→gg) (3) 「キー/ローマ字/色設定」が「ユーザ定義」に。「OK」 2 ユーザーのレジストリーの変更 (1) レジストリ・エディター起動 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「REGEDIT」を入力して「OK」 (2) フロッピーよりデーターの読み込み 「レジストリ」→「レジストリ ファイルの取り込み」→「ファイルの場所」 →「3.5インチFD」 →「かた手98」→「レジストリ・エディター終了」